医師紹介|宝塚南口 山本泌尿器科クリニック|宝塚市の泌尿器科

〒665-0004宝塚市梅野町1番1号 4階
宝塚南口 山本泌尿器科クリニック

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医師紹介

医師紹介|宝塚南口 山本泌尿器科クリニック|宝塚市の泌尿器科

ごあいさつ

皆様はじめまして。当院のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。このたび2025年4月、宝塚南口駅前、旧宝塚ホテル跡地という由緒ある場所に泌尿器科クリニックを開設いたしました山本 博丈といいます。

私は1995年神戸大学卒業後、神戸大学泌尿器科教室に所属し、約15年間兵庫県下の基幹病院(関西ろうさい病院:尼崎市、兵庫県立がんセンター:明石市、兵庫県立尼崎病院:尼崎市、済生会兵庫県病院:神戸市、新須磨病院:神戸市)で泌尿器科医として、経験を積んできました。その後、地域密着病院である宝塚市のこだま病院にて約15年間働いてきました。

前半の15年間では、多くの指導者、同僚にもめぐまれ、相当数の症例を経験することができました。外来、入院、手技、手術も基本は皆同じ、「スムーズに病気を見つけ、いかに治すか」ということですが、治療方針・手術方法などは、病院・主治医により微妙に異なります。手術手技・治療機器・薬・知見など、当時の先端医療を経験し、多くの病気が克服され、ガイドラインの変遷を見てきました。この頃に泌尿器科専門医、指導医資格も所得しました。逆に古い時代でもあり、合併症、不幸な転帰なども、現在に比べれば、多く見聞しました。また泌尿器科領域以外にも、慢性腎不全患者に対する血液透析導入、内服管理、合併症対応なども腎臓内科医とともに多数経験し、多くの一般的な疾患・緊急疾患にも対応してきました。

後半の15年間では、それまでの経験を活かし、至らなかった点は反省し、宝塚の地域密着病院で、新たな患者様と向き合ってきました。設備面では大規模病院と比べ、見劣りしましたが、最大限可能な治療を心がけ、大きなトラブルもなく対処し、トータル的な患者様の予後、QOLに関しては、全くひけを取ってなかったと自負しております。小さな病院であるため、病診連携も必須であり、前立腺がん一つとっても、初期の頃は、自院で開腹手術も行っておりましたが、治療法進展に伴い、ロボット手術なら関西ろうさい病院、西宮市立中央病院、放射線療法なら、宝塚市立病院、重粒子線治療なら、大阪重粒子線センター等へ紹介しておりました。治療後に再紹介を受け、長期間の経過観察なども行ってきました。地域密着病院の利点として、経過の長い前立腺がん患者様などでは、診断前から本人を把握し、手術・放射線・ホルモン療法、その後の経過観察、場合によっては再発、抗がん剤加療、緩和療法などを一人の医者で見ることができました。大病院では、どうしても数年毎のローテーションがあり、一人の患者を継続してみることが困難となってしまいます。一人の患者様を長年見ることができたことで、前立腺がんと判明し、焦燥していたこと、治療法で悩んでいたこと、治療が落ち着き安堵していたこと、再発ないか不安だったこと、中には緩和医療・看取りなど、多くのことにかかわることができました。

主要な疾患である前立腺肥大症に関しても、スタンダードな経尿道的切除術を行っておりましたが、レーザー治療を取り入れ、本来手術が必要だが、心疾患があり、抗凝固剤が中止できず、手術不能と判断され、長年尿道カテーテルを留置せざるを得なかった方でも手術を行うことができ、自尿が得られ、非常に感謝されたことなどもありました。

また、近隣クリニック・一般病院・療養型病院にて対処困難な疾患(尿道カテーテル留置時のトラブル、結石性腎盂腎炎、膀胱タンポナーデ、精巣捻転など)の難治症例の紹介にも対応してきました。一般的な性行為感染症は、病院での症例は比較的少ないのですが、非常勤勤務先(おの泌尿器科クリニック:豊中市、旧彦坂病院:神戸市)などで多数の経験を積んでおります。要請があれば、包茎・パイプカットなどの小手術も行ってきました。

宝塚市は阪神間の一角にある環境の良い住宅都市であり、宝塚歌劇・宝塚温泉に代表される文化・観光都市でもあります。しかし、泌尿器的な観点から見れば、一番大きな宝塚市立病院でも、設備等の制約があり、市内のみでの対応が比較的困難な症例が多い地域でもあります。他の中規模病院でも、泌尿器科医が少なく、中等度の症例でも管理困難なことも多い地域です。泌尿器科クリニックも5件と少なく、超高齢者の尿道カテーテル交換なども専門医による往診不可で、通院せざるを得ない方や、他科管理でトラブル発生時に泌尿器科に紹介される方も多い印象です。

勤務医の場合は、外来枠の制約もあり、他に入院管理、手術療法、緊急対応、マンパワー不足もあり、希望はあってもより多くの患者様への対応は不十分となり、往診要請があってもできませんでした。より多くの困っている人達のお役に立ちたいと考えていたところ、宝塚南口駅前、旧宝塚ホテル跡地という、宝塚市民にとっては思い入れの深い場所での開業の話があり、これも一つの縁と感じ、このたびの開業に至りました。

これまでの知見・専門性を活かし、また新たな知識も取り入れ、一般的な泌尿器疾患には、幅広く対応し、処置を要する疾患に対しては、近隣病院と蜜に連携をとりながら、なるべく早急な対処を行います。がん患者様の内服管理や再発チェックも精確に行い、通院困難なカテーテル留置の方、末期がんの方に対しては、往診対応を行い、入院を要する場合には、連携先病院へ速やかに紹介いたします。土曜日午前に加え、日曜日(第2第4午前)の診察も予定しており、多忙な方、あるいは急患の方などへの対応も行います。微力ながら、宝塚の地域住民の一助になれるよう、精一杯、努力いたします。何かお困りのことがあれば、お気軽にご来院ください。お待ちしております。長文失礼いたしました。

院長

山本 博丈

宝塚南口 山本泌尿器科クリニック 院長 山本 博丈

経歴

1995年3月
神戸大学医学部 卒業
1995年4月
関西労災病院 泌尿器科 研修医
1998年1月
兵庫県立成人病センター 泌尿器科 医員
1999年10月
兵庫県立尼崎病院 泌尿器科 医員
2001年4月
済生会兵庫県病院 泌尿器科 医員/医長
2003年4月
慈恵会 新須磨病院 泌尿器科 医員/医長
2007年4月
彦坂病院 泌尿器科 医長
2008年4月
それいゆ会 こだま病院 泌尿器科 医長/副院長/部長
2024年8月現在
在職中

資格・所属学会

  • 日本泌尿器科学会・専門医
  • 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
  • PVP・MIST研究会
  • 難病指定医

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